ミタの見たまま

寒いタイトルですが、見てもいいという物好きな方は見てやってください。

2018 日本ダービー(東京優駿)予想

2017 日本ダービー回顧

スタートから横山典騎手のマイスタイルが馬名通りマイペースに持ち込み、1000m63秒と超スローペースになったところで、スローを嫌った2番人気ルメール騎手のレイデオロが、向こう正面で早くも位置を上げます。それに反応して皐月賞2着ペルシアンナイトなども付いて行きました。直線では結果的に4着になるマイスタイルが粘る中、レイデオロが抜け出し、中団好位に構えていた3番人気スワーヴリチャードや18番枠ながら1番人気の青葉賞デムーロ騎手のアドミラブルを振り切りました。ルメール騎手と藤沢師の黄金コンビでお互いにとって初の日本ダービーの栄誉を掴みました。その後レイデオロJCキタサンブラックに先着し、スワーヴリチャードは大阪杯を勝ち、今や古馬の大将格になっています。屈腱炎でダービー後は走れていないアドミラブルにも期待したくなります。

 

2018 日本ダービー(東京優駿)予想

いよいよ明日は競馬の祭典日本ダービーです。リアルの都合で皐月賞以来競馬から離れていた筆者ですが、日本ダービーはしっかり見れることになったので、その幸せを噛み締めたいと思っています。今年は皐月賞やステップレース組に加えて、皐月賞未出走の無敗馬が2頭居るなど混迷を極めるダービーです。それでは印を発表します。

◎ダノンプレミアム

ステルヴィオ

その他気になる馬

ブラストワンピース

キタノコマンドール

ワグネリアン

エポカドーロ

ゴーファザサミット

 

◎ダノンプレミアム

昨年末の時点では皐月賞は確勝だが、ダービーではどうかと思っていました。しかし、弥生賞の競馬を見るとライバルと目されていたワグネリアンやジャンダルムとの実力差は歴然としていました。この時点で日本ダービーでも本命にするつもりでした。それ故に、坐石による皐月賞回避は衝撃を与えました。圧倒的本命馬の皐月賞回避は古い競馬ファンだと96年のダンスインザダークを思い出す方も多いはずです。ダンスインザダーク弥生賞プリンシパルSを勝って、ダービーに1番人気で臨みましたが伏兵フサイチコンコルドに足元をすくわれました。しかしダノンプレミアムは勝ちきれると思います。ダンスインザダークの鞍上は今でこそダービー5勝ですが、当時は未勝利の天才武豊騎手。初めてダービーで1番人気に騎乗して勝ちを意識し、早仕掛けになったのが結果的にフサイチコンコルドに差された要因の一つでした。それに対してダノンプレミアムの鞍上はダービージョッキーの川田騎手。当時の武豊騎手とは違い、11番の有利を生かした一番強い馬の正攻法で押し切り仕掛けどころも間違えないと思います。朝日杯の勝ちっぷりからマイラーと指摘される距離適性も、先週のアーモンドアイを見てるとクラシックではそこまで重要視する要素ではないです。ディープインパクト産駒は牡馬では大物不在と言われて久しいですが、ダノンプレミアムがそのディープ以来の無敗のダービー馬としてその懸念を吹き飛ばしてくれるはずです。
 

ステルヴィオ

皐月賞では本命を打っていた馬です。皐月賞では仕掛けが遅く4着に甘んじました。馬場が渋ると苦手なようなので良馬場に戻るダービーでは巻き返しが期待できます。デビューから上がりタイムが優秀なのも広い東京コースに合っています。外枠なのも名手ルメール騎手が割り切って大外から末脚を発揮する分にはマイナスにはならないはずです。ルメール騎手は前人未到オークスとダービーのW連覇がかかっています。
 
その他気になる馬

ブラストワンピース

ダノンプレミアムと並ぶもう一頭の無敗馬です。ダービーと同舞台のゆりかもめ賞の勝ちっぷりは圧巻でした。毎日杯でもNHKマイル杯で2着だったギベオン以下を寄せ付けませんでした。毎日杯からの直行ローテは異例ですが、今年の皐月賞の特殊性からからダノンプレミアムに次ぐ2番人気となっています。毎日杯ではラチにぶつかりながら、臆する事なく最内をぶち抜いた強さは本物だと思います。毎日杯のレースレベルの懸念はありますが、無敗馬は負けるまで勝っときたいという個人的信念を信じます。鞍上は池添騎手。Gでの強さに定評のある池添騎手ですが、レーヌミノルで勝った昨年の桜花賞以降は中々存在感が出せていません。牡馬Gではオルフェーブル以来の人気馬での騎乗なので期待に応えられるでしょうか。
 

ワグネリアン

東スポ2Sのパフォーマンスなどから昨年末時点ではダービーの本命はこの馬でした。年明け以降は弥生賞ではダノンプレミアムに敗れ、皐月賞では1番人気ながら7着と期待を裏切りました。枠も817番と友道師も落胆の色を隠せていませんでした。しかし、皐月賞を見てると馬込みに揉まれるのは厳しいようなので、大外一気を思い切って出来る点はプラスです。人気も下がっているので福永騎手もプレッシャーなく乗れるので馬券内は充分に狙えるはずです。
 

エポカドーロ

皐月賞馬ですが、印は軽くつけました。皐月賞はまさしく圧勝でしたが、戸崎騎手の完璧な騎乗に加えてオルフェーブル産駒が得意とする重馬場だったのも勝因でした。東京よりは小回りな中山が合うはずですが、とは言え皐月賞馬の意地は見せてくれるはずです。ドゥラメンテ以来の2冠馬になるのでしょうか。
 

ゴーファザサミット

長い歴史のある日本ダービー7不思議の1つとされている青葉賞馬がダービーを勝てないジンクス。青葉賞の勝ちタイムはペルーサの勝ちタイムと殆ど変わらないものでした。去年の勝ち馬アドミラブルは結果論ですが青葉賞で目一杯出し切ってしまった感はありましたが、ゴーファザサミットはもう一つギアを残していると考えています。蛯名騎手は25回目のダービーとなります。今最もダービーを勝ってもらいたいと思われている騎手ですので今年はその思いは成就するのでしょうか。
買い目は以下のようになります。

単勝 

馬連 -⑮

ワイド -⑮

 

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皆さん、ダービーウィークを楽しみましょう!

 

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